ついに最終日。
本日の夕方の便で帰国します。
最終日はデリーの映画館に行きました。
インドといえば、世界一の映画大国です。世界で最も多くの映画を製作しています。
ヒンディー映画が多いですかね。
HOLLYWOODとボンベイ(インドの都市)をかけて、BOLLYWOODとして有名ですね。
僕のなかでのインド映画は「スラムドック$ミリオネラ」です!
今まで映画で一番好きかもしれないです。
本当は、もっと古くてインドらしい映画館に行きたかったんですが、
上映時間の都合で、行けず、、
比較的新しい、映画館に行きました。
400ルピー(600円)ほどでした。街中の映画館では200ルピー(300円)以下でみれるそうな。
上映前に、商品のCMが流れるのですが、ほとんどのCMに同じ俳優が出てて
「またこの顔かー」でした。
これは草刈正雄、本人です。
これが、またこの顔です。めっちゃ似てるな。
ここで驚いたのが、
この人がアミダーブ・バッチャンだってことです。
どこかで聞いたことありません?そうなんです。
「スラムドック$ミリオネラ」で超人気俳優として描かれた人です。
まさか実在するとは思っていませんでした。
描かれたシーンが超印象的で、
インドのある街に、「アミダーブ・バッチャンが来るぞー」で
本当に来るのです。みんな大人気俳優にサインをもらおうと殺到します。
その際に、主人公の少年が仲間に意地悪され、
サインをもらえないようにするため、トイレに閉じ込められてしまいます。
しかし、アミダーブ・バッチャンの大ファンである少年は意を決して
なんとトイレにダイビングして下水道を通して脱出に成功します。
汚物まみれの少年はやっとのことでサインをもらうというシーンです。
アミダーブ・バッチャンと叫びまくってたのを覚えていて、
まさかインドの映画館で本人と再会!?するとは思ってなかったです。
「これがうんこまみれでもサインをくれたアミダーブ・バッチャンか」
日本に帰ってきてから気付いたことですが。(笑)
見た映画は、ホモセクシャルの男性の同性婚に至るまでを描いたコメディー映画でした。
ヒンドゥー語で字幕なしだったので、もちろん笑いのツボは全くわからず、
異文化の笑いほど理解が難しいことはないかなって思います。
まずは、文化的な土台を理解したうえで、斜め上のボケが読めないといけないわけですから。
映画鑑賞というより、映画文化を体験してみるといった感じでした。
かねてよりインド人は映画鑑賞中に
- めっちゃ笑う
- めっちゃ踊る
と情報を仕入れてました。
めっちゃ笑うは本当でした。インド人のツボは浅いのかな。
僕にはツボが全く分かりませんでした。
今回の映画でももちろん踊るシーンは多かったですが、映画館でみんなで踊ることはなかったです。
ちょっと残念。みんなで踊ってみたかったな。
てなわけで
スーパーにいって、買い物して、帰国しました。
インドに行ってさらに深めたいと思ったことです。
- 宗教と生活とその歴史。
- 格差と資本主義の関係性。
この2点について、今後勉強していきます。
研修医になるまでもう1か月を切りました。
今のうちに医学以外の生涯学習のやり方についても、
継続的に行えるように
土台づくり、システムづくりに取り組んでいきます。
次回からは、読書感想文と卒業制作に取り組む予定です。