Dr.すてふの備忘録@岐阜

旅と、競馬と、時々医学。

【インド旅行記】6. デリー映画編

ついに最終日。
本日の夕方の便で帰国します。

最終日はデリーの映画館に行きました。


インドといえば、世界一の映画大国です。世界で最も多くの映画を製作しています。
ヒンディー映画が多いですかね。

HOLLYWOODとボンベイ(インドの都市)をかけて、BOLLYWOODとして有名ですね。


僕のなかでのインド映画は「スラムドック$ミリオネラ」です!
今まで映画で一番好きかもしれないです。


f:id:stayFoolish:20200305105810p:plain
f:id:stayFoolish:20200305105847p:plain

本当は、もっと古くてインドらしい映画館に行きたかったんですが、
上映時間の都合で、行けず、、

比較的新しい、映画館に行きました。
400ルピー(600円)ほどでした。街中の映画館では200ルピー(300円)以下でみれるそうな。

上映前に、商品のCMが流れるのですが、ほとんどのCMに同じ俳優が出てて
「またこの顔かー」でした。

草刈正雄にそっくりで、ダンディーなんです。
f:id:stayFoolish:20200305110458p:plain

これは草刈正雄、本人です。

f:id:stayFoolish:20200305110554p:plain

これが、またこの顔です。めっちゃ似てるな。

ここで驚いたのが、
この人がアミダーブ・バッチャンだってことです。
どこかで聞いたことありません?そうなんです。

「スラムドック$ミリオネラ」で超人気俳優として描かれた人です。
まさか実在するとは思っていませんでした。

描かれたシーンが超印象的で、
インドのある街に、「アミダーブ・バッチャンが来るぞー」で
本当に来るのです。みんな大人気俳優にサインをもらおうと殺到します。

その際に、主人公の少年が仲間に意地悪され、
サインをもらえないようにするため、トイレに閉じ込められてしまいます。

しかし、アミダーブ・バッチャンの大ファンである少年は意を決して
なんとトイレにダイビングして下水道を通して脱出に成功します。

汚物まみれの少年はやっとのことでサインをもらうというシーンです。

アミダーブ・バッチャンと叫びまくってたのを覚えていて、
まさかインドの映画館で本人と再会!?するとは思ってなかったです。

「これがうんこまみれでもサインをくれたアミダーブ・バッチャンか」

日本に帰ってきてから気付いたことですが。(笑)


見た映画は、ホモセクシャルの男性の同性婚に至るまでを描いたコメディー映画でした。
ヒンドゥー語で字幕なしだったので、もちろん笑いのツボは全くわからず、

異文化の笑いほど理解が難しいことはないかなって思います。
まずは、文化的な土台を理解したうえで、斜め上のボケが読めないといけないわけですから。

映画鑑賞というより、映画文化を体験してみるといった感じでした。


かねてよりインド人は映画鑑賞中に

  • めっちゃ笑う
  • めっちゃ踊る

と情報を仕入れてました。

めっちゃ笑うは本当でした。インド人のツボは浅いのかな。
僕にはツボが全く分かりませんでした。

今回の映画でももちろん踊るシーンは多かったですが、映画館でみんなで踊ることはなかったです。
ちょっと残念。みんなで踊ってみたかったな。


てなわけで
スーパーにいって、買い物して、帰国しました。


インドに行ってさらに深めたいと思ったことです。

  • 宗教と生活とその歴史。
  • 格差と資本主義の関係性。

この2点について、今後勉強していきます。

研修医になるまでもう1か月を切りました。
今のうちに医学以外の生涯学習のやり方についても、
継続的に行えるように
土台づくり、システムづくりに取り組んでいきます。


次回からは、読書感想文と卒業制作に取り組む予定です。