Dr.すてふの備忘録@岐阜

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【些末な日常診療】糸球体腎炎

こんにちは。Stay foolish@研修医です。

 

更新をひたすらにサボっておりました。

今後はより雑記録として日々の学習をメモしていきます。イチニチイチゼン

 

現在は腎臓内科で研修しており、糸球体腎炎についてちょいと!腎生検カンファに全くついていけていないので、、

 

糸球体腎炎は臨床型と組織型で分類がありますが、組織型を理解すればより臨床が面白くなると思い、今回は組織型をまとめてみます。

 

ざっと7分類!

  1. 微小変化群 minimal change disease
  2. 巣状糸球体硬化症 focal glomerulosclerosis
  3. 膜性腎症 membranous nephropathy
  4. 膜性増殖性糸球体腎炎 membranoproliferative glomerulonephritis
  5. IgA腎症 IgA nephropathy
  6. 管内増殖性糸球体腎炎 endocapillary proliferative glomerulonephritis
  7. 半月体性糸球体腎炎 crescentic glomerulonephritis

それぞれが特徴的な臨床型を呈する!

その中でもIgA腎症だけ、特別扱いが非常に気になります。様々な臨床型を取るようです。組織型も様々だとか。

IgA腎症様だけは本当に寵愛されている感じです。プライマリケアでも関わる機会は多そうです。

 

ほとんどがネフローゼ症候群の臨床型を呈しうる。その中でも二次性ネフローゼ症候群の原因としては

  1. 糖尿病
  2. SLE
  3. アミロイドーシス

の御三家をがっちりおさえておく必要がありそうです。

 

やっぱり治療に結びつけるためには、腎生検が必須です。腎臓内科の先生方は、スナイパーのごとく腎臓の皮質のみをえぐりとってきます。テクニックハンパナイ。

 

電顕画像は正直あまり訳がわかりませんが、腎臓内科医のノリについていけるようにあと1ヵ月コツコツと1日1善のペースで

 

明日は有馬記念ですね。クロノジェネシス応援してます!でも1日当直なんよ、、

ではまた!