【COVID19特集3】with コロナ という考え方 from Newspicks
こんにちは、stayfoolish@研修医です。
引っ越しの春!!ということで
新居の引っ越しの準備をぼちぼちと始めていますよ。洗濯機のレンタルをお願いしようと思ったんだけど、どの会社も2年レンタルだと買った方が安くなっちゃうんよねー。
メルカリとかヤフオフとかジモティっていう手段もあったけど、壊れてるのめんどくさいから普通に買おうかなー。
今回は、最近はまっているNewspicksで落合陽一さんを中心として、医療政策、感染症、社会学の専門家が
「オーバーシュート、重要局面」
という小池都知事の声明を受けてのLive Discussionが非常に面白く。
専門家の歯切れのよい説明と、落合さんの的確な鋭い質問を聞いていて痛快。
その中で落合陽一さんが「with コロナ」と発言していたのが印象的でそれについて今回考察してみます。
指定感染症という足かせ
結論から言うと、
「指定感染症」というフレーミングがあることで、医療崩壊を招く可能性があります。
厚生労働省のページですが、
端的に言うと、感染が判明次第、入院措置がマストなところが問題なのです。
現在では、感染しても80%の人が無症候、軽症で経過するというデータがあります。だから、こういった軽症例をいかに自宅でみるかが医療資源を重症例に注力できるかのポイントになります。
にもかかわらず、指定感染症であるので感染者の大多数の軽症例まで入院管理しないといけなくなるわけです。これは明らかにおかしいです。そういったデータがあるので、積極的に活用して、指定感染症としてではなく、新型コロナウイルス感染症・COVID19の位置づけを修正していく必要があると感じます。
LINE公式アカウント 新型コロナ対策パーソナルサポート
このLIVE配信では、LINEで罹患の有無のデータを収集できる
「新型コロナパーソナルサポート」が紹介されていました。
是非みなさんも調べてみてください。各都道府県で体制が整ってきていると思います。
友達追加して、質問に答えていくだけです。簡単カンタン
このような感染状況、国際情勢になってしまった以上は、検査前確率ゆうゆうの問題ではなく、死亡者数を抑えるという命題に向けてみんなが足並みを揃える必要があります。
死亡者数を抑えるためには、重症例に適切に医療資源を配分する。そのためには、軽症例は入院すべきではない。また軽症例の背後に隠れるクラスターを発見するためにLINEなどを利用して情報を収集すべき。そしてその情報を分析して次の対応に繋げるべし。
と考えます!
with コロナ という考え方
オリンピックも延期となり、感染者数が増加の一途を辿っています。
現段階で、感染者数がゼロになることは想像がつきませんよね。よって、コロナにうまく対処していかなければならないと落合さんは語ります。
一番難しいのは、ロックダウンや自粛の止め際です。今まで前例はありませんから。
前にも書いたことだと思いますが、国民がコロナを受容し、対処法を適切に把握するようになって始めて、コロナ収束が見えてくるものだと思います。
それには時間がかかると思いますが、時間しか解決してくれるものはないとも思います。医療従事者としてできることは、正しい情報を適切に伝え続けていくことかなと思っています。
しかしながら現在、ロックダウンが検討されている中で東京がどうなるのかが心配です。恐らく国家の下で緊急事態宣言がなされた上でロックダウンが施行されたとしても、日本においては強制力は発生しえないと専門家は言います。そんな法律はないからです。自衛隊が治安維持隊として効力を発揮する可能性はありますが。
民主主義を保ちながら、素早く刻々と変化する事態に対応することは非常に難しいことだと感じています。
次は政治について勉強してみたいところだが、もう少しで研修生活が始まってしまうというパラドックス!!
ではまた!