Dr.すてふの備忘録@岐阜

旅と、競馬と、時々医学。

【インド旅行記】2. バラナシ(ガンジス川の沐浴)編 前編

2日目です。
夜は犬が間欠的に吠えてました。吠えてるというか呻いているような。
最初は気になって起きてしまいましたが、途中から起きなくなりました(吠えなくなったのかもしれん)。
 
 
デリーからバラナシへ飛行機で移動です。1時間ほどのflight。
 
バラナシの空港から外に出て、現地ガイドを探します。
四方からタクシーやらツアーやらのキャッチが英語か日本語で声をかけてきます。
かきわけかきわけ何とか現地ガイドと合流。ラフ-さんと名乗ります。
 
移動の車でoptional tourの話がラフーさんから。
プジャーといって、夜のヒンドゥー教徒のお祈りに行きたいかとのこと。
 
「もちろんです。」と即答。僕はこれが見たかったのです。
 
1人2,500ルピー(4000円)ほどしたのですが、
4000円と言われた後に、「ルピーだといくらと聞くと」明らかにレートより高い3000ルピーと言われました。
 
いやいやちょいちょいまたですか
この手口がインド式
 
暗算でもおかしいと思いましたが、電卓で計算して正しいレートにしてもらいました。
主張すれば本当に素直に通じるインド人。けれども全く悪びれた様子は見せない(笑)。ったくもう。
 
バラナシの3大ハイライトです。

釈迦が説法したサルナート

まずはバラナシの北西部に位置するサルナートに行きました。
釈迦(ガウダマ・シッダールタ)が仏教を弟子に説いたところです。
 
仏教について知ってることは、、、全く語れない。
日本に帰ってきて勉強しようと誓いました。
以下はざっくりしたまとめになります。
 
仏教は、ヒンドゥー教と同じルーツであることを御存じでしたか。
ヒンドゥー教は紀元前1500年に始まったとされ、そこから紀元前5世紀に仏教が派生したと言われています。
 
派生した理由は何でしょう。
カースト制度はおかしいだろと釈迦が思ったからです。
「生まれながらにして身分が決まっていて、
どんなに努力しようと変えることはできない」
日本人には到底理解できるものではありません。
しかし、インドの人々の中では現在に至るまで続いているのです。
 
カースト」はポルトガル語で、階級を意味します。
どうしてポルトガル語?それはちょっとわかりませんね。
 
 
話が脱線しました。仏教が生まれたのはざっくり言うと
「生きるのが辛くて苦しくて仕方がない」
と釈迦が思ったからです。
 
私たち日本人の生活・暮らしには、実は宗教と密接に関係があることを実感されられました。
 
参考文献です。
いっきに読み切りました。大変面白かったです。
僕は研修医になります。多職種での雑談の場や、患者さんとの接する際に、
「仏教についてどう思う?」
などと聞かれる機会はまあないかと思います(笑)
 
けれども、オンライン英会話をやっていたり、アメリカ留学(カリフォルニア大学に1か月行きました)したりすると、外国人は
「日本って宗教どうなってるの?」
「宗教についてどう思う?」
などと聞かれて、閉口してしまう経験がありました。
 
Worldwideな関りを持ちたいのであれば、宗教の知識は最低限必要であると思います。
 
 
インドへ行き、
ヒンドゥー教イスラム教、仏教、ジャイナ教などの生活、文化、芸術、遺産を体験できたのは、非常に面白かったです。
 

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次はこの本の書評を書いてみようかな。
日本の宗教について自分なりに語れるようになりたいです。
 大変おすすめの動画なり。
 
バラナシの夜の祈り
いよいよ沐浴!

 

本文が長すぎるので、Uploadできませんでした。

生憎ですが、2回分に分けました。

 

次回はバラナシ編 後編です。